「1%の努力」を読了したので、書評を書きます。
この本を手にしたきっかけ
この本を書店で見つけた時、そんな過去が走馬灯のように頭によぎり、興味を持ち購入しました。なにせ、タイトルが「1%の努力」ですからね(笑)
ブログ運営者:コン
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・読書の魅力、おすすめなどを発信してます
この本の情報と概要
簡単な情報をまとめます。
- 著者:ひろゆき(西村 博之)
- 発行所:ダイヤモンド社
- 発行年:2020年3月4日
- ジャンル:自己啓発
- ページ数:287p
著者:ひろゆきさんについて
本書に記載されている紹介文を引用します。
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ。アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。
主な著書に、『無敵の思考』『働き方 完全無双』(大和書房)、『論破力』(朝日新書)などがある。
そのほか発信メディアの一部は下記となります。
- 過去に開設したHPを一部紹介:2ちゃんねる/5ちゃんねる/ペンギン村
- 個人ブログ:ひろゆき日記@オープンSNS。
- X:@hirox246
- Instagram:myfp.yokoyama
- YouTube:ひろゆき, hiroyuki
この本の「よかった」を紹介
おもしろいトピックがたくさんありましたが、その中でもボク自身が特に惹かれ、考えが変わったものをご紹介します。
余裕があることの大切さ
下記のフレーズに目が止まりました。
チャンスが目の前に現れた時にいつでも掴める状態であることが重要だ
ここにおもしろさを感じた心境として、ボクのスケジュール帳は仕事などの予定で埋め尽くされており、空白がほとんどない状態だったからです。
本書では、サッカー選手の本田 圭佑さんの言葉をもとにお話があったので、引用します。
みんなシュートの練習ばかりをする。けれど、そのシュートにつなげるために、敵を抜いたり、いい位置にボールを持っていくことの方が重要だ。それができて初めて、シュートを練習する意味がある
確かにそのとおりですよね。基礎をスっとばして応用問題を解いていくようなものです。
スケジュール帳を見直す、いいきっかけができました!
優先順位の付け方
「壺に岩を入れる順番」を例にして、あなたにとっての優先順位は何か?といった内容がおもしろかったです。
簡単にご説明
つまり、あなたにとっての大きな岩(優先順位が高いもの)はなんですか?といった問いかけです。
常にこの考えを持ち、動く。それが毎日を幸せに生きるコツであることをお話ししています。ここは素直に真似てみようと思った次第です。
以下にこの問いに対して、ひろゆきさんの考えがおもしろかったので引用します。
僕にとっての大きな岩は、「睡眠」だ。
遅刻しようが何をしようが、「いま、寝たい」という気持ちを一番大事にしている。後で怒られたら、土下座してでも謝る。
そのことは知人や友人、仕事相手にも、堂々と宣言している。
仕事なんてものは、僕にとって砂利や砂や水にすぎない。それらを先に壺に入れてしまうと、どうしたって睡眠を削らなくてはいけない。
そんな人生は、死んでもイヤだ。
他人と違ったポジション
「最後にトクをするにはどうすればいいか」を考えるからこそ、ひろゆきさんは第三者的なポジションをつねに探しているといったフレーズがありました。
ここに惹かれた理由として、今まで生きてきた中でそういったポジションに立ったことがなかったからです。もっというと、現場側ということになりますね。
「現場と違った視点を探ろう、もっと追求しよう!」と意欲をかき立てられた内容でした。
ここまでで3点、特に惹かれたトピックをご紹介しました!
内容はごく一部ですので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください!
この本がおすすめな人
努力を優先に考えて、走ってきた人
ボクもそうで、この本を手にした理由でもあります。
努力が大事だと思っている方へ向けて、その考えを否定するところから序文が始まるので、きっと引き込まれるはずです!
著者であるひろゆきさんの実体験を交えながら、タイトルのような「1%の努力」で最大の成果を出すために大切な「生き方」と「考え方」を学ぶことができました。
退屈な日々を過ごしている人
抽象的な表現ですみません。このような表現の意図として、ボクもこのような経緯があったからです。
切り抜き動画やライブ配信では、適当にふるまっているひろゆきさんをよく見ますが、本書をとおして裏側の思考を知れたことで、余計に奥深く感じてしまいました。
そうじて言えるのは、本書につづられている方法論は人生における「幸せ」に直結しており、かつ読んだその日から行動できる内容なので、ぜひ手に取ってほしい一冊という結論です。
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